永代供養について

最近よく感じますが、今まで無かったような天災地変によっての災害のニュースをみると明日の事が不安になってくる日々です。そんな中、コロナ禍を経て、「墓じまい」や「永代供養」の相談が大変に多くなってきました。

 永代供養というのは、子孫や遺族に代わってお寺の住職が故人の遺骨の管理や供養をしていくことです。永代というのは、永きに渡って、期限の無いことであります。お寺で頼まれた永代供養は、今後も歴代の住職によって永代に渡って供養をしていきます。

 費用が一番気になるところと思いますが、場所や雰囲気は勿論、住職を訪ねて、色々な話を聞いて見る事をお勧めします。住職はいつかは代わりますが、宗派の教えは末代まで変わりません、少し仏教に興味を持ってもらえると有難いです。

 ちなみに、医王寺は浄土宗の寺院であり、浄土宗の教えは「ただ一向に念仏すべし」・・・ただひたすらにお念仏(南無阿弥陀仏)を自分の口でお称えをする、誰でも簡単に出来る修行であり、誰でも極楽という仏の国に導かれ、仏になることができる教えです。

 お念仏を称えれば、先立たれた家族や先祖とつながっています。また、いつか仏の国でお会いするまで、出来るときに、お念仏を称えていきたいものです。

絵本『パパどこにいったの?』 | 医王寺 (io-ji.com)

合掌

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